残業代を取り返せ〜その6〜最新の情報!時効延長!!!

働き方

 こうして自分の体験を記事に書いた後、改めて「残業代」に関して調べてみました。そこで驚くべき情報を知りました。なんと

2020年4月、民法改正を受け、残業代請求権の消滅時効が2年から3年に延長されていました

 これにより、今まで以上の残業代を受け取れるようになったということです。しかも、3年間延長は、暫定的措置であり、今後は5年に延長されるようです。

 私が請求をしたのはそれよりも前の話です。残念。。。単純計算ですが、2年から3年、5年になると、請求金額が1.5倍、2.5倍になります。例えば2年で200万円だとします。すると1年で100万円の残業代となります。3年で300万、5年で500万となります。

 これを機会として、多くのブラック労働者の皆さんがきちんと請求することを願っています。しかし、中にはこの民法改正に反対、もしくは慎重論を唱える方々もいらっしゃるようです。

「3年、5年になると、会社の負担が大きすぎる」

 これは完全に会社側の意見です。全く納得できません。残業代で傾く会社は傾いて良いと思っています。もちろん、それにより雇用が失われたり、代表取締役の生活に支障が出てくるのはわかります。だからと言って、社員を定額サブスクリプションのように自由に使っていいわけではありません。そのような使い方をしていたのであれば、残業代支払い→会社が傾くでも仕方ないと思います。

 ブラック企業側の方々、見ていますか?高額請求される前に、早めに精算しておくことを強くお勧めいたします。

 代表取締役と社員は公平な関係であり上下関係ではありません。社員は労働力を提供している代わりに代表取締役は賃金を払うのです。等価交換をしているに過ぎないのです。

 同胞のみんな、残業代請求に経験のある弁護士を探して請求しましょう。

戦え

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